①ストレッチ
フラメンコダンスのストレッチは割と軽め。
「私、身体が固いんです」と思ってるあなたも安心です。
フラメンコは70歳でもプロとして踊れるダンス。それだけに表現が柔軟性を重要視するクラシックバレエや新体操とは違います。
身体が固くても踊れます。
ただし、ケガの予防や自分自身の身体的な癖に特徴に気付いて無理なくコントロールするために入門レッスンではストレッチを行います。
でも、身体の柔軟性には個人差が大きくあります。
だから、それぞれの無理ない範囲で行います。
②姿勢&体幹強化
姿勢維持の練習=体幹強化につながります。
まっすぐ立つために重要な3つの筋肉「腹横筋」、「内転筋」、「大殿筋」を意識する練習です。※この3つの筋肉は基礎代謝アップ、姿勢維持、ダイエット、体幹強化にとても重要な働きをします。
この時の動作練習はプリエ&ルルベです。フラメンコシューズにあった動きというのが、同名のバレエトレーニングとの大きな違いですね。
スクワットに似てますが、内もものやせ筋である内転筋を意識して使うことが大事。
また、このトレーニングは立ち姿を美しく見せる=ポーズを決める意味もあります♪


③基本の動き
基本の動き練習とアイソレーション。
アイソレーションはどんなダンスにもありますが、ここではフラメンコを特徴づける腕の使い方や手首の回し方、脚を組むようにして振り返る半回転、フラメンコのタップなどを練習します。
そしてポージング練習。
フラメンコダンスでは踊りの流れの中でポージングを決めることが多いのです。この練習は、日常生活の中で写真を撮影するときのポーズの取り方などに役立ちます。
プロポーションを良くみせるとか、小顔に見せるとか、ダンス以外にも役立ちます。


④振り付け練習
一般レッスンで「フラメンコのタンゴ」からスタートです。
タンゴ・フラメンコはフラメンコのタンゴ。アルゼンチンタンゴやコンチネンタルタンゴとは全く別物です。※タンゴという言葉でたまに誤解をうけます(汗)
特徴は2拍子のリズムで踊りやすく、覚えやすい。
何よりも、フラメンコのさまざまな曲種すべてに共通するパターンで振り付けられるので、フラメンコの基礎と基本の両方を身に付けられます。
タンゴは1~2ヶ月くらいで比較的早く踊れるようになります。
パーティー形式なら、短いながらもソロを軽く踊れるのもタンゴならではの楽しみです。

