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フラメンコのトリビア◇フラメンコギター
【フラメンコギター】
フラメンコと言えば「ギター」を連想される方も多いですね。
あの特徴的なかき鳴らし奏法=ラスゲアードにインパクト感じるのではないでしょうか。
近代から現代のフラメンコギターは、ラモン・モントージャがクラシックギターのテクニックを取り入れ、サビーカスやニーニョ・リカルドらが発展させてパコ・デ・ルシアが一つのゴールを提示したというところでしょうか。
僕もフラメンコを始めたきっかけは、パコ・デ・ルシアのCDを聴いたことでした。
フラメンコギターを始めた方の多くは伴奏に魅力を感じるようになっていきます。
それは当然のことで、フラメンコギターは歌やダンスの伴奏楽器として生まれ、のちに発展してソロというジャンルが確立されたという経緯があります。
言ってみれば「伴奏」はフラメンコギターの根幹であり基本でもあるからです。
ただ、フラメンコの伴奏はダンサーが音楽に合わせて踊るということではなく、ギターがダンサーに合わせて演奏するという点に特徴があります。
だから、覚えた楽譜を正確に演奏しても伴奏が成立しないことがほとんどです。
通常の概念からは理解しにくいかもしれないのですが、フラメンコには本来楽譜がないため、一般に出回っている楽譜はギタリストの参考にはなってもダンサーや歌手にとっては全く意味を持ちません。
伴奏のための楽譜というか、テキストを瀬田彰氏が出版されていますから参考にされると良いと思います。
それでも、フラメンコの音楽的な特徴を理解をしていないと分かりにくいかもしれません。
もし、あなたが伴奏を目指すなら姉妹スクールのフラメンコギター教室シルヤブで学ぶこともできます。
☆フラメンコギターの神様パコ・デ・ルシアと撮影

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