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フラメンコのトリビア◇フラメンコ歌謡

【フラメンコ歌謡】

フラメンコ歌謡は「カンテ」と言われます。

心の奥深いところを歌うものとされます。

その表現は、本当に悲しみや苦しみを歌いあげるものから喜びを歌い上げるものまで様々です。

大きく3つに分類されます。

フラメンコ歌謡には「踊らない歌」というものが数多くありますが、ここでは踊る歌のみをあげます。

まず、チーコ(小さな歌)です。

喜びや楽しみを表現するものとしては、セビジャーナス、アレグリアス、タンギージョ、タンゴ、ブレリアス、ルンバ、ファンダンゴデウェルバなどです。

情緒的な気分を表現するインテルメディオ(中くらいの歌)はソレアポルブレリアスやバンベーラなどでしょう。

深い悲しみや心の痛みを表現するグランデ(大きな歌)はソレア、シギリージャ、マルティネーテ、ティエントスなどが挙げられます。これらはホンド(深い歌)と呼ばれることもあります。

この分類は絶対的なものではなく、チーコに分類されていても歌手の力量によってはグランデに分類したくなるケースが多々あります。

また、フラメンコダンスを始めた場合、最初はチーコなどの軽い曲を踊り、技術的な成長とともにインテルメディオ、グランデへとステップアップしていきます。ただし、ダンスとしてはチーコの曲でも十分楽しめるものではあります。

フラメンコのダンスは歌謡と密接な関係を持っているので、もし興味を感じるなら歌を学ぶことは舞踊の表現力をアップさせる上でとても効果のある方法だと言えます。

カンテに興味ある方はこちらのカンテホームページへどうぞ。

カンテフラメンコ教室ダンサフラメンカ

https://soy-andaluz.wixsite.com/canteflamencogifu

中高年と初心者の岐阜フラメンコ教室ダンサフラメンカ
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